
インターネットの普及に伴い、最近では弁護士をはじめとする法律の専門家も事務所のホームページを開設しています。そして、法律相談についても、直接訪問や電話によるもののほかに、メールを使ったものもあります。
メールを使った法律相談の場合、メリットとしては時間に関係なく相談をすることができるという点です。直接訪問や電話は、ほとんどの場合に平日の昼間に行わなければなりません。しかし、メールであれば、夜間であっても文章を作成して送信しておけば、最短で翌日には法律の専門家が相談内容を確認することができます。これにより、相談者としても早期に抱えている問題を解決することが可能となります。
他方で、デメリットもあります。それは、メールを作成する時点で相談者がきちんと事実関係を具体的に把握し、それを整理して文章にしなければならないということです。当然だと思われるかもしれませんが、この作業は思っている以上に大変です。
メールを見た方は、原則としてその文章だけを見て相談者の希望に叶う解決が可能かどうかを判断しなければなりません。ですから、必要な情報がメールに書かれていなければ、法律の専門家としても判断することができなくなります。もちろん、その後に事実関係を確認する連絡があるはずですが、このやり取りがあると直接訪問や電話よりも時間がかかる可能性があります。
また、まだまだホームページを持たない事務所も多いので、メールという手段が採れる可能性自体が低いということもデメリットのひとつです。