
あまりなじみがないかもしれませんが、養子縁組という制度があります。養子縁組の制度について、ドラマ等の影響でとても悲しいもののように聞こえるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。養子縁組の制度が利用される形態のひとつは、子連れで再婚する場合です。
この場合、新しい配偶者と連れ子との間には法律上の親子関係がありません。しかしながら、養子縁組をすることによって、新しい配偶者と連れ子との間に親子関係を作ることができます。これによって、相続もスムーズに行われますから、養子縁組の制度は重要なものなのです。
養子縁組をするかどうかを法律の専門家に相談することは、そう多くはないと思います。なぜなら、養子縁組の制度も、養親と養子との間の縁組意思が合致すれば養子縁組が成立するからです。
また、離婚と同様に養子縁組を解消することもできます。これを、離縁といいます。離縁の場合には、離婚の場合のような財産分与をする必要はありませんから、やはり法律の専門家が登場することはないと思います。 養子縁組の中でも、特別養子の場合には、法律の専門家に相談することはあるかもしれません。
特別養子縁組の制度は、養子縁組の制度の中でも、真実の親子関係の形成を目的としてなされるものです。そのため、養親となる者も養子となる者に厳格な要件が要求されます。さらに、簡単に離縁をすることもできません。特別養子縁組については社会的な責任も重いことから、養親となる者はきちんと制度を理解してもらう必要があります。その際、法律の専門家から説明を受ける必要があると思います。