
実際に法律相談をする場合に、事前にしておくことがあります。それは、相談内容を具体的にまとめておくことです。当然だと思われるでしょうが、相談内容を具体的にまとめておく必要性と、どの程度具体的にまとめるかについて説明したいと思います。
まずは、相談内容を具体的にまとめておく必要性についてです。これは、第一に、相談を受ける側である法律の専門家が事実関係を正確に把握するためです。事実関係によって、法律の専門家の回答はまったく異なります。
正確な事実関係を把握することは、法律の専門家が事案を解決するためだけでなく、相談者にとっても重要であるといえます。また、より現実的な問題もあります。すなわち、法律の専門家は相談時間に応じて相談料を取り、この相談料が決して安くないということです。
「相談料で儲けるつもりはない」と法律の専門家は言いますが、それでもきっちりと相談料は取られます。お金を払って相談を受ける以上、事前に相談内容を具体的にまとめておけば時間を有意義に使うことができます。 次に、どの程度具体的にまとめるかについてです。
まず大切なのは、相談者であるあなたが法律の専門家を使っていったい何をどうしたいのかという点です。例えば、お金を返してもらいたいであったり、慰謝料をもらいたいであったりです。これが分からないと、法律の専門家は何をすればいいか分かりません。次に、いつ・どこで・誰が・何をして・どうなったかということを、大まかでもいいので時系列に並べておきましょう。これは、時効が成立していないかどうかをチェックするために必要だからです。